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2010/05/07

クソのケア、クソの価値観、クソの幸せ。

顔についている「穴がふたつあるパーツ」はケアを必要としています。目クソ、鼻クソ、耳クソ。日々の暮らしの中で「ふたつの穴」の中にはホコリや垢などがたまります。「私は常に清潔を保ち、他人に不快感を与えることもなく、正しい価値観を持っている、何の問題のない人間だ」ということを他人にアピールするためには顔まわりの「クソ」は常に取りのぞいておかなければなりません。顔にクソをつけていて平気な人間は異常です。

耳は「穴ふたつパーツ」の中でもケアが難しいのです。目クソは鏡で確認できますし、鼻クソは指を突っ込めばいい。目クソが鼻クソを笑っていられるのは似たもの同士だからでしょう。しかし、耳クソだけは鏡をつかってもなかなか確認できません。指を奥まで突っ込むことも出来ず「耳かき」や「綿棒」という器具を必要とします。耳は顔のクソの都市部と比べるとクソの過疎地なのです。目クソも鼻クソも、耳クソの存在を知らない可能性さえあります。

先日、耳の奥で「ゴソゴソ」とすごい音がしました。とんでもない大物がそこにいるのです。耳かきを耳の奥でゆっくりと移動させながら、怪物の居場所を「音」で確認しました。怪物は間違いなくそこにいます。しかし、いくらまさぐってみても「ゴソゴソ」と音がするだけで、その「音」を取り出すことができないのです。数分にわたる悪魔との戦いの末、勝負を一気につけるためにピンセットを用意しました。耳の奥を傷つけぬようやさしくピンセットを入れ、私は「音」を掴むことに成功したのです。耳からその「音」を引き抜いてみると、その正体は自分の髪の毛でした。

人々はいったい何と戦っているのでしょう。何にそんなにおびえているのでしょう。憎むべき敵とはいったい誰なのでしょう。不安とは、テロリズムとは、打ち砕くべき相手とは。それは自分自身ではないでしょうか。自分自身におびえ、嫌悪し、そして殺してしまう。それは「自殺」しているようなものです。これからの時代、いかにして「クソ」を受け入れるのかということが重要になってくるでしょう。新しい時代は幕開けを待っています。あなたの顔をクソだらけにしましょう。あなたはクソを受け入れ、クソを取り込み、クソと共に生きるのです。あなたは新しい価値観を手に入れ、あなたは幸福感で満たされるのです。

もちろん私はそんなことしません。汚いもん。

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