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2009/12/13

食欲・性欲・睡眠欲

人間の三大欲求、食欲・睡眠欲・性欲。性欲の代わりに物欲という話もある。金銭と直結している。人の欲求は金になる。

腹を満たすだけならば白飯にしょう油でもかけて食っていればいい。もちろん自炊するのもいいだろう。しかし毎日の3食を自炊することは難しい。そんな人たちの食欲を満たすために食堂やレストランがある。ドリンクバーとポテトで5時間ねばる。仲間とさまざまな食材が入った鍋を囲み、酒の勢いを借りて便器に食材を移動させる。世界中でマクドナルドの牛肉はパンで挟まれる。北朝鮮にさえ似たような店があるという。人の住む場所で空腹のままでいることは本当に難しい。

性欲を満たそうとする風俗店もどこにでもある。夜の街ではそれなりの男に艶かしい素足を見せつけるそれなりの女が立っている。探せば男優と女優が肌をこすり合わせている絵も写真も映像もいくらでもある。恋人がいるなら自宅でホテルで人気の無い場所で、お互いの体をこすり合わせる。恋人がいないなら男性はTENGAを握りしめながらDVDを選び、女性は電池を替えたりマッサージ器のコンセントを差し込む。

あなたが人間の物欲を満たそうとする店を見たことがない、想像もつかないというならあなたは本当にどうかしている。あなたは海の中かマグマの中に住んでいるのだろうか。月の裏側か土星に住んでいるのだろうか。月の裏側や土星に商店街や有名デパートがないとは言いきらないけれど。

全ては愛の名の下、夫婦は豊かな食事と豊かな性交と豊かな睡眠のために家が必要になる。そして大きなテレビが必要になり、テーブルとイスが必要になり、コンドームが必要になり、オムツが必要になる。

睡眠欲を満たしてくれる店、熟睡を提供することに特化した店はあまりないように思える。ホテルが近いかもしれないが、少し違う。あれは最低限の生活を提供しているにすぎない。寝るだけの家なら家である必要は無い。職場のソファでも仮眠室のベッドでもいい。公園のベンチ、橋の下だっていい。家は愛と家族、豊かな生活のためにあるのだから。

寝るための店をつくればいい。熟睡店。個室に大きなベッドと適度な高さと硬さのまくら、ふんわりとした羽毛布団。それ以外にはほぼ何も無い。部屋の照明や室温も調整してあり、BOSEの小さなスピーカーからは穏やかなヒーリング音楽やらアンビエント音楽が小さな音量で流れている。オプションでアロマなどの香りも追加できる。枕元には意味のわからない哲学書がサービスで置いてある。睡眠薬より健康的だろう。

レム睡眠とノンレム睡眠を考慮して料金は90分ごと。昼の客はほとんど90分コースか3時間コースを利用する。夜に来る客は本格的な熟睡を求めているので6時間か7時間半コースが多い。従業員がすることといえば客が帰った部屋のシーツを代える、目覚ましの電話をする、テレビを見ながら出前のピザや寿司を食べるなどだ。延長料金はやたら割高に設定してあるのでほとんどの客は飛び起きる。しかしこの店、基本的には延長料金で稼ぐ。たまに3時間コースで12時間以上寝てしまう客がいるからだ。

睡眠が大事という意識はみんながもっているのだから、人が心地よく気持ちよく寝ることを売ればいい。もしこれを見て本当に熟睡店をやるという人がいたら1000円くれ。この店がどうしても赤字にしかならないなら、どうにかしてラブホテルにしてしまえばいい。システムのほとんどは同じだからだ。ラブホテルがこれにしてもいい。もうカプセルホテルでもいい(すべてが無に還る)。

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