--/--/--

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
2008/06/20

ページ

「あのさ、これ頼んでもいいかな?」
「あ、はい。どれですか?」

「これなんだけどね。どう?」
「あー、これですか。俺に出来るかな?」

「そっか。まだやったことないっけ?」
「はい、これはまだないですね」

「じゃあ、どうしようか。やってみる?」
「あ、はい。やってみたいです」

「じゃあ準備の所だけ教えるね」
「はい。よろしくお願いします」

「まずはね、スネ毛かな」
「スネ毛。全部ですか?」

「うん、もちろん全部。キレイにね」
「はい」

「で、あとはワキも腕も、とにかくムダ毛は全部」
「わかりました」

「それが出来たら水着。好きなの選んで」
「じゃあ、これがいいです」

「おー。結構あれだね、すごいの選ぶね」
「え?そうですか?違う方がいいのかな・・・」

「いやいや、OK、OK。逆にそれくらいの方がいい感じ」
「あ、よかったです」

「あとは化粧。これはナチュラルによろしく」
「はい、わかりました」

「とりあえずこんなもんかな」
「こんな感じで大丈夫ですかね?」

「いや、大丈夫もなにも、もしかしたら人気出るかもね」
「そうですか?ありがとうございます」

「結構あれかな?ノリノリだったりする?」
「いや、全然ですよ。仕事と割り切ってます」

「そっか。まあ、彼女たちがストライキをやめるまでの辛抱だから」
「しょうがないですよね」

「そうだ。パットを忘れるとこだった」
「あ、パットですね」

「これでEカップに見えるから」
「あー、ホントだ。すごいですね」

「でもあれだね、まさか読者が気が付かないとはね」
「グラビアページが女装した男性社員ですからねぇ」

「ほら、カメラマンさんが上手いから」
「ですよね。俺も最初は気付かなかったし」

「それにお前みたいにホントにキレイな人もいるからね」
「いやぁー、そんなそんな」

「今度、お食事でもどうですか?」
「やーめてくださいよー、チーフぅー」

「あーはっはっは、冗談だよ」
「そっちの趣味はないですよー」

「わーかってるよー」
(ないのか。残念だ)
「食事っていってもどうせ社食でしょー」
(チーフとご飯だなんて、夢のよう)

「まあなー、あははー」
(お前とだったら高級レストランくらい用意したさ)
「ほらー、やっぱり」
(チーフとだったら場所なんてどこだっていいのに)

「じゃあ、あとはカメラマンさんにまかせて俺は先に帰るから」
(しょうがないさ。叶わぬ恋だ)
「あ、はい。お疲れ様でした」
(ああ、奥さんのもとへ帰ってしまうんですね)

「おつかれ。キレイに撮ってもらえよ。来週号の表紙はお前で決まりだからな」
「そ、そんなのここで決めちゃっていいんですか?」

「何いってるんだ、自信をもてよ。お前は世界中の誰よりも美しいんだから」
「チーフ・・・」


コメント

非公開コメント

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。