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2007/12/08

シャンプー

「じゃあシャンプーしますね」
「はい」

「痒いところはございませんか?」
「あ、大丈夫です」

「本当ですか?」
「えー、あ、はい」

「こんなことしちゃったりして」
「あ、ちょっと、やめてください、くすぐったいです」

「ああ、ごめんなさい。じゃあ、この頭皮マッサージはどうです?」
「あー。それは気持ち良いですね。それでお願いします」

「頭からだんだんと気持ちよくなりますよ」
「ええ」

「リラックスしてくださいね。リラックス」
「はい」

「だんだん全身が暖かくなってきますよ」
「はぁ」

「今、あなたは大きな河川の上流にいます」
「はい?」

「想像してください、イメージして」
「・・・。」

「大きな川の流れに身を任せて川を下りましょう」
「えーと、心理テストか何かですか?」

「いいえ。スピリチュアルな快楽を追求する旅路です」
「旅路?」

「全ての果実は自らの果汁が溢れ出て皮を突き破り、その雫が丸みを帯びたその流線型の身体を流れ出ている時が最も美しく最も官能的だと思いませんか?女性も内側に神秘の果汁を溜め込んでいるんですよ。でも女性はみんな自分が持っているその美しさに気付いていない。それどころか気付こうともしない」
「・・・。」

「そう、女性は常に濡れているべきなんです。私は女性の内側には宇宙と同じ量の神秘が隠れていると考えます。その女性の神秘を一滴でもいいからこの地球という生命体に撒き散らし染み込ませ吸収させていくべきだと、そうは思いませんか?ニワトリが先か卵が先か。いいえ、先に存在したのは紛れもなく雌鶏のはずです」
「・・・。」

「濡れた女性の潤滑油からは生命の誕生を予感させる!あそこを歩いている彼も!彼女も!おじさんもおばさんも!すべては女性から誕生した!そうだ!女性は常に濡れていなくてはならない!その為に全ての女性に快楽を!官能を!恍惚を!そして全ての生命は生命の泉へと回帰するのだ!それー!」
「きゃー!」

「お客さん、どうしました?」

「・・・。」
「このおじさん変なんです!」

「な、なんだ君は!?」

「なんだチミはってか?お?なんだチミはってか?」
「・・・。」

「・・・。」

「そうでず!わたずが変なおじさんでず!」
「・・・。」

「・・・。」

「変なおーじさん、だから変なおーじさん。変なおーじさん、だから変なおーじさん」
「・・・。」

「・・・。」

「だっふんだ!」
「・・・。」

「・・・。」

「・・・。」
「・・・。」

「・・・。」


「・・・。」
「・・・。」

「・・・。」


「・・・。」
「・・・。」

「・・・。」

「・・・。」
「・・・。」


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