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2007/11/28

ワイルド

「けっこう良かったね」
「たまには来てみるもんだ」

「腰に手をあててコーヒー牛乳ってのもやれたし」
「ほんとベタなの好きだよな」

「大好きだね、ベタなの」
「男ふたりでってのはいただけないけどな」

「そうだよな。これはない」
「確実にゲイカップルかなんかだと思われたぞ」

「そこまでは思わないでしょ」
「ならいいけど」

「いやー、温まった」
「なんでそんなに乳首がピンクなの?」

「何が?俺?」
「そう。ピンク」

「いや、そうかな?そうでもないと思うけど」
「普通はもうちょっと黒くないか?」

「真っ黒よりはピンクの方が良くないか?」
「でも黒い乳首はカッコいいって書いてあったぞ」

「何に?」
「なんか、cancanとかJJに」

「ホントに?」
「ワイルド乳首男子をオトす10の術」

「あ?」
「男は乳首の色で決まるんだとさ」

「ウソつけー」
「cancanかJJか忘れたけど、ほら、それ系の雑誌で」

「まあ、読んだっていうなら信じるけど」
「ウソじゃないって」

「ふーん。何でそんな雑誌読んでるの?」
「何が?」

「cancanとかJJ」
「あー」

「あー?」
「あれだよ、病院で読んだ」

「病院?」
「置いてあったから、なんとなく読んだ」

「病院にそんな雑誌置いてあるか?」
「痔の手術が出来る病院には置いてあるんだよ」

「痔?」
「ぢ」

「手術したの?」
「したよ」

「なんで痔になるの?」
「え?ほら、あのー、あれだ、座り仕事」

「あー。大変だな」
「そうなんだよ。職業病で」

「でも仕事変えたっていってなかった?」
「あ。うん、そう、変えた」

「俺聞いてないよな?何してるの?」
「えーと、あれだ、外資系」

「外資?」
「うん」

「お前英語出来ないじゃん」
「出来ないよ。まったく」

「英語ダメでも外資の仕事ってやれるの?」
「心と心でさ、伝わるから」

「へー。そんなもんなのか」
「相手は黒人さんが多いから、こう、ブラザーって」

「ふーん」
「シスターって言ってたかな?いや、ブラザーだ」

「シスター?」
「いやいや、ブラザー。ソウルメイトっていうか」

「あー」
「なんか大変らしいよ、あっちは」

「何が?」
「差別をやめろっていう運動とか」

「そういうのは今もなの?」
「なんか、色々あるんだって」

「へー、黒人差別とか昔の話だと思ってたよ」
「そっちは、まあ、大丈夫だと思うけどな」

「そっち?」
「ん?いやいや、ほら、ね」

「やっぱ日本人と比べるとデカイ?」
「あー。デカイね。最初はちょっと怖かったもん」

「何センチくらい?」
「そうだなー、もう、30cmくらいある人もいるよね」

「・・・。」
「昔の人なら祭ってたな」

「ふーん。乳首黒い?」
「まあ、黒いな。うん、黒いよ」

「そうなんだ」
「あれはワイルドだよ」

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