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2007/10/22

夢と希望

「こんな時間にどこに行くの?」
「夢と希望の街だよ」

「素敵。私も連れて行って」
「ダメだよ」

「どうして?あなただけズルイ」
「言っただろ。あそこには夢と希望しかないんだ」

「私はいつかそんな場所に行くのが夢なのよ」
「夢と希望がどんなものかわかっているのかい?」

「もちろん。希望をかなえるって素敵」
「誰も夢と希望がかなう街だなんて言ってない」

「どういう街なの?」
「夢と希望。それだけがある」

「それでもきっと素敵な場所よ」
「いいや」

「もっと具体的に教えて」
「夢と希望、そして酒と香水の匂いのする街さ」

「あなたはいつもその街に行っていたの?」
「そうだよ。夢と希望だけを信じてね」

「そこはきっと私が働いていた街ね」
「それは知らなかった。具体的に教えてくれないか?」

「たしかに夢と希望だけの街だったわ」
「言った通りじゃないか」

「ところで、まだ夢と希望の街に行くつもり?」
「今日は予定を変更してもう寝ることにした」

「私の夢と希望はどうして消えてしまったのかしら」
「かなってしまったから、じゃないかな?」

「いつかまた、夢と希望を抱けるかしら?」
「どうだろうね」

「あなたがいなくなればいいんじゃない?」
「どういうことだ?」

「さっき寝ることにしたって言ってたじゃない」
「そんな夢と希望ははやく捨てることだ」

「私にはあなたが夢と希望だったのよ」
「俺はまだ寝たくないよ」

「もう寝なさい」
「寝たくない、俺は夢と希望をかなえるんだ」

「そんなもの無いわ」
「」

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