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2012/01/03

リンプビズキットが契約を切られたらしいので、ちょっと俺なりに当時の事を振り返ってみる。

あ、そういえば明けましておめでとう。なんか今年は311を引きずっているのか、例年にもましていまいち正月っぽくない(あんまりおめでたくない感じ)。

リンプ・ビズキット、契約を切られる|路地裏音楽戦争
http://blog.livedoor.jp/music_war/archives/1210459.html

で、1ヶ月くらい前の話題ではあるけれど、リンプ契約切られてた。せつないなぁ。

ちょっと前に「リンプ完全復活」みたいな感じで、ロックフェスの演奏がyoutubeに上がってたので見てみたら、なんかフレッドダーストのやんちゃオーラ、俺様オーラがなくなってて、しかもやつれてるんだか何だかしらないけど(頭のサイズが小さくなったんだか)ヤンキースのキャップがぶかぶかで、こりゃ見てるだけでせつなくなってくるので見るのを止めた。

90年代初頭、ニルヴァーナやパールジャムあたりのおかげでいわゆる「80'sメタル」なバンドは死んでしまったらしい。殺された、とどめを刺されたともいうのかもしれない。サウンドガーデン、アリスインチェインズ、スマッシングパンプキンズという武将達。オフスプリング、グリーンデイあたりもその軍勢に入るだろうか。その後90年代のアメリカロックはニューメタルという名の「自虐ネタの時代」に入る。

コーン、デフトーンズ、レイジアゲインストザマシーン、システムオブアダウン、リンキンパーク、スリップノット、マリリンマンソンなどなど。

いかに自分がクソなのか、どうしようもないダメなヤツなのかをみんなで競ってた。自分が悪いのか、誰かが悪いのか、時代が悪いのか、アメリカが悪いのか、とにかくみんな叫んでた。もし子供の頃に親や兄弟に虐待されたり、親が離婚して親戚をたらいまわしにされていたらそいつの勝ちだった。俺の不幸自慢を聞いてくれ、俺の独白を聞いてくれ、俺はこんなに狂ってる。それが90年代当時のアメリカでは最新流行だった。

リンプはその流行に乗った。とにかく時代に乗りまくった。乗れるものには全部乗っただろう。そしてスター街道を登りまくった。おっぱいもみ揉み放題タイムの到来。周りのマジメなロックバンドから嫌われまくったが、そんなことを気にしてるヒマなんてなかった。彼はスター街道を走り続けた。

そしてアメリカは2001年9月11日を迎える。遠く離れた日本からでも、その日を境にアメリカの流れが変わったことは手に取るようにわかった。自分がいかに不幸か、壊れているか、傷ついているか、そんな個人的な恨み言を面白おかしく叫んでいる場合ではなくってしまった。勇敢に戦い文字通り血だらけになって帰ってくる母国の兵士たちを前に、いち個人の週刊誌ネタで盛り上がっている余裕はなくなった。

不真面目キングのリンプビズキット、というかフレッドダーストもなんとかそんな時代に乗ろうとはするが、もう何を言ってもうすら寒いだけだった。もう誰も彼に振り向かなくなっていた。

まるで何かのおとぎ話のようだ。


Limp Bizkit - Gold Cobra
http://www.youtube.com/watch?v=_i_qxQztHRI

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