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2011/01/03

人の死は悲しむだけのものなのか。

「あれ?久しぶりじゃん」
「おー、どうしてた?半年ぶりくらい?元気だった?」

「おう、まあまあ元気でやってるよ」
「そっかー。あ、悪いな、年賀状とか出さなくて」

「いやー、今オレあれだから、喪中だから」
「え?・・・あ、ホントに、そっか・・・」

「じいちゃんがさ、まあ、ついこの前だったんだけど」
「え?お前のじいちゃんってオレ半年前に会ったよな?」

「そうそう。その時のじいちゃん」
「だって、あの時めちゃくちゃ元気そうだったぞ」

「うん、死ぬ間際までめちゃくちゃ元気だった」
「死ぬ間際までって、なに、心筋梗塞とか脳卒中みたいな急な感じだったの?」

「んー、まあ、あれだけど」
「いや、そっか。何か残念だな、あんなに元気そうだったのに・・・」

「まあ、な」
「悲しいなよな、さびしいっていうか」

「じいちゃんさ、あれなんだよ」
「なに?」

「いや、やっぱりいいや」
「なんだよ、気になるよ」

「あのー、あれなんだよ」
「うん?」

「モチ食って死んだんだ」
「・・・。」

「だから今オレ、モチゅうでさ」
「・・・。」

「・・・。」
「・・・んふふっ」

「笑ってるんじゃないよ」
「・・・ごめん」

「死んでる・・・んだから・・・」
「・・・ふっ・・・いや、ほんと・・・ごめ」

「じいちゃん・・・んふ・・・死んでるんだから・・・ふっ・・・」
「・・・んふふっ」

「じいちゃん・・・モチ食って死ん・・・あはははっ」
「モチっ・・・っっ・・・ははははは!」


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