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2007/08/24

赤いドレス

「で、そこで感動の再会をした?」
「そう。あいつはドレス着てたけどね」

「おー、はは。すごいね、それ」
「同級生がドレス着てるなんて思わなかった」

「色は?」
「赤。真っ赤」

「赤のドレスってのも、ベタだなぁ(笑)」
「それがベタなのかどうかさえも・・・」

「そっちの世界じゃベタなんだよ、きっと」
「あの頃からそういう噂はあったけど」

「じゃあその頃にはもう目覚めてたわけだ」
「体育の時間はさぞや楽しかっただろうな、あいつ」

「あー、そうかもしれない」
「プールの時間とかすごかったからね」

「すごかった?」
「スキさえあればすぐにくっついてくる」

「うわ。そいつにとっては楽園だろうけど」
「パラダーイス、フェスティバール、カーニバール」

「それじゃ噂にもなるな」
「金を払えといいたい」

「あれか?あのー、ほら、その人。それが原因でいじめられたりとかは?」
「あ、名前なら源一郎」

「わ、古風で男らしい名前だこと」
「190cmで100キロオーバーの柔道部主将の源一郎くん」

「・・・。いじめだな、それは」
「いじめだよ。俺はいじめに耐え抜いた」

「今じゃ本物なわけだ」
「本物にお店の名刺ももらったんだ、見てよ、これ。顔写真つきだよ」

「なんじゃこりゃ。目と口を殴られたナマズみたいだな」
「そう?色気づいたバッファローみたいじゃないか?」

「そうとも言うな」
「なんだ、イチゴちゃんって」

「源一郎がイチゴちゃんになりました、と。ブツブツだから?」
「待ってるからねぇん、んーっま。だとさ」

「んーっま?」
「投げキッス」

「おおう」
「なんか寒気がしてきた」

「でも店には信じられないくらいキレイな人もいたりしてな」
「人は外見じゃない。中身だ」

「じゃあ今度の土曜にでも行ってみる?」
「え?いやいや、あのー、その日はあれだな、都合が悪い」

「なにか予定が?」
「その日はー、ほら、あれだ、俺は家で聖書を読まなきゃ」

「・・・聖書?ふーん、じゃあ日曜の夜とかは?」
「いやー、日曜は、ほら、あのー、やっぱ、教会いかなきゃ、えへへ」

「教会って午前中に行くんじゃないの?」
「ほら、夜に行っちゃいけないわけじゃないだろう」

「お前クリスチャンだったっけ?」
「おお、主よ、私はコンドーム使わずにおっぱいを揉みまーす」

「割礼したの?」
「・・・いや。あれだよ、俺のは乾かないようにフタしてんの」

「フタ?」
「ほら、インクが乾いたら出てこなくなるし」

「何が出てくる?」
「えーとね、なんか白いインク」

「うわ、下品。飲ませて」
「・・・ん?」

「かき心地を試してみたい」
「・・・さすがにそれは下品すぎるだろ」

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